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連載記事河村まどか マナー講座

女性の立ち居振る舞い

 いつもご覧頂きまして誠に有難うございます。多くの貴方様から、“いつも、貴方様に対する指摘ばかり。たまには、貴女自身が気をつけている内容を聞いてみたいよ”との、仰せの通り、この度は女性の“立ち居振る舞い”について、少々詳しくお伝えしてまいります。

 <姿勢>

 美しい姿勢を作るコツは、肩の位置にかかっております。肩を斜め後ろ下側に下ろすようにします。胸の開いたお洋服を着こなす場合も、はしたない印象にならず、格好の良いスタイルを保つための方法です。お尻を下腹に力を入れ続け、背中の肉を内側にしまいこむように背中にも力を入れて、身体が揺れないように颯爽と歩きます。そして、お顔(ほっぺ)の筋肉は常に上向きになるようにお顔をキリッと引き締めて歩きます。街でどなたかに遭遇した時にも常に凛とした態度で。

 <椅子の座り方>

 女性のたしなみとして、必ずお膝とお膝をくっつけて座るようにします。長時間お膝をくっつけたままにしておくのは、日常の訓練なくしては身体が辛いものですが、常に椅子の面積の3分の1しか、椅子にお尻を乗せないようにすることで、脚を長く見せ、姿勢を保ち続けております。

 <ソファの座り方>

 ソファと椅子の座り方で異なる点は、お膝の向きです。ソファに座る時には、お尻と太もも、お膝の向きを斜めにします。そして、上半身は真正面に向くようにウエスト部分をひねっている状態を常に持続し、座り続けます。必然的にウエストラインを引き締めるストレッチを、行っている状態です。初めてなさったお方は、このまま笑顔で話し続けるなんて辛すぎるとはおっしゃいますが、日々の習慣にし、ストレッチ中の身体の辛さをお相手に感じさせることなく、楽しい会話を心掛けております。

 <階段の昇り方>

 階段に昇る時も降りる時も、姿勢を正したまま、目線を下に落とさないようにしております。そして、常にお膝をくっつけて脚を動かします。重たいバッグ持っての移動時も、その状態は常に守り続けます。できることならば、少々重たい荷物も片手にまとめて、重くなさそうな顔をして、颯爽と歩くよう致します。

 <畳の上でのマナー>

 靴を履いている時のたしなみと、畳の上での振る舞いは異なる点も多々あります。畳の上では、畳のふちだけではなく、畳と畳の割れ目すら、絶に踏まぬように、気配りをしております。ゆっくり確認をせずとも、周囲の方々とお話しをしながらの状況であっても、間違いのないようにします。

 その他、頭の先から指先、足先の全ての動きをコントロールしながら、お相手に接するようにしております。自然に振舞っていても、どこかオーラのある女性でいることができるように、様々なお立場や職業の女性に、その方法を伝授する日々を送っております。

 この度は、女性のたしなみとしての、美しい立ち居振る舞い方のコツを、貴方様に初めてお伝えしてしまいました。本当は、どなたにも気が付かれることなく、自然にこなしているべきものですので、貴方様にわたくしの寝室をお見せしたかのような恥ずかしさもございます。次号では、今まで通り、貴方様についての振る舞いを、ビシビシ指摘させて頂きます。

本誌:2018年8月27日号 19ページ

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