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[健康] 健康経営

Q. 最近話題の「健康経営」。企業においては、具体的にどんな取り組みをすれば良いのでしょうか。

生産性向上へ無理なく導入を

A. 「健康経営」とは、従業員の健康増進を重視し、健康管理を経営課題として捉え、その実践を図ることで従業員の健康の維持・増進と会社の生産性向上を目指す経営手法のことです。その始まりは、アメリカにおいて1992年に出版された「The Healthy Company」の著者ロバート・H・ローゼンが提唱したことによるとされています。日本では、「単に医療費の適正化、ということだけでなく、生産性の向上、従業員の創造性の向上、企業イメージの向上等の経営上の効果と、従業員及び経営者の健康効果との両面を目指すものである」とNPO法人健康経営研究会の岡田邦夫理事長が話しています。

 東証一部上場企業や、大手企業では、企業ごとの特色を生かしたさまざまな戦略的な健康経営を行っています。しかし、小規模の事業所や中小企業などでは、少々ハードルが高いのも事実です。

 こんな中、すぐにでも実践できるものとして紹介したいのが、社内でフィットネスを行う企業フィトネスです。弊社では2014年1月から、企業フィットネス専門の部署を組織し、依頼企業の施設で、運動を提供するサービスを開始しています。会議室や、事務所などでもできる運動を選択し、15~60分間の運動を実施しています。開催頻度は月に1度、毎週など企業によりさまざまです。

 プログラムの一例を紹介します。社員同士のコミュニケーションをとる目的で、ペアやチームを組んで脳トレを実施。一見すると簡単そうですが、慣れない動きはぎこちなく、皆さん少しはにかみながら、でもお互いに笑いながら取り組んでいます。

 脳トレで和んだところで、肩こり解消、腰痛解消などのストレッチや筋トレを行います。スーツを着たままですが、額にちょっぴり汗をかきながら取り組んでくれます。15分とはいえ、終わった後は結構な達成感と爽快感があります。

 頭と身体を動かすと、心と身体はさわやか。同僚とのコミュニケーションもますます円滑になり、会社の雰囲気も変わるのではないでしょうか。

 最初から完全なものを目指すのではなく、まずは社員の皆さんが喜んでくれそうなことから始めてみてください。


㈱岡山スポーツ会館
企業フィットネス事業課
大山怜美氏
岡山市北区絵図町1-50
TEL.086-252-3111

本誌:2015年10.26号 29ページ

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