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連載記事

ひかり電話

 最近、町のあちこちで電話線の架設工事が行なわれています。NTTがオプティカル・ファイバーを張り巡らせているのです。

 ブロードバンド時代の主役は”ひかり”ということで、NTTはイチローを使って大キャンペーンを展開中。私も営業マンの口ぐるまに乗って固定電話を休止し「光プレミアム 」という回線に切り替えました。

 これでインターネット接続が飛躍的に早くなったかというと何一つ変わりません。考えてみるとパソコン本体が10年前から使っているものなので、当たり前の話ではあるのですが、、、。

 それよりも光回線に替えて後悔していることは、電話機能の方です。営業マンの説明では”ひかり電話”でつながらないのは時報(117)ぐらいのものだということでしたが、実際は「00xx-」で始まる他の通信事業者回線は一切シャットアウト。KDDIとの契約を解除しようにも「0077-」で始まるフリーコールがつながりません。

 さらに明治以来の固定電話は停電時でも使用できますが、ハイテク”ひかり電話”は常時100ボルトの電源が必要です。

 NTTのカスタマーサービスに電話して、上記のような致命傷があることを縷々述べ立てたら、敵もさるもの、「元の固定電話回線に戻しましょう!」と提案してきました。

 しかしながら、今さら固定回線に戻すなんてできるはずもなく、光回線本来のメリットに目を向けていくしかないと自分に言い聞かせているこのごろです。

本誌:2006年3.27号 14ページ

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