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「緩いつながり」が街を元気にする

 ㈱トミヤコーポレーション(岡山市)が、岡山市・表町商店街のライフスタイルセレクトショップ「表町スタイルケア」2階にリニューアルオープンしたカフェ「PARK」が好評だ。

 芸術創造劇場「ハレノワ」頼みではなく、商店街の一員として主体的に活性化を目指す古市聖一郎社長肝いりの店。コロナ禍を経ての再始動に当たり、(公社)岡山青年会議所(JC)時代の縁で、和食カフェ「豆と餅」を手掛ける安部真良㈱山脇山月堂社長、県産茶の消費拡大に取り組む青山雅史㈱引両紋社長に協力を要請した。

 「ハイセンスな空間を生かして面白いことをしたい。2人に自由にやってもらおう」と考えたそうで、安部氏が豆と餅でコラボする(有)増田豆富店の豆乳を使った料理、青山氏は親交のある㈱キノシタショウテンのコーヒーと組み合わせた抹茶ラテエスプレッソなど、ドリンクとスイーツを担当。JCという共通の「場」を起点に、地域活性という共通目的のため若手経営者が連携し、その先の“孫コラボ”まで広げて生まれたのがPARKなのだ。

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本誌:2024年5月13日号 21ページ

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