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連載記事山田響子の魅力を引き出すコミュニケーション術

学習方法で変わる定着率

 ラーニングピラミッドという言葉をご存知でしょうか?アメリカ国立訓練研究所の研究によると、学習方法と平均学習定着率の関係は「ラーニングピラミッド」というピラミッドのような図で表すことができると言われています。

 それに伴い、学校の授業や会社の新人研修などでもより定着率の高い学習方法が採用されるようになりました。あなたも部下や後輩がいて指導教育する立場になることがあると思います。ぜひラーニングピラミッドを意識してより高い定着率を目指して指導してみてください。鍵は「能動的に学習」しているかどうかです。

 ではラーニングピラミッドを上から順番に説明していきます。つまり、定着率が低いものから順に解説します。まずは「講義を受ける」です。学習定着率は5%ほどと言われています。学校の授業はほとんどがこの形ですし、セミナーなどに出席していてもこの時間が圧倒的に長いのではないでしょうか?熱心にノートにとっても次第に記憶が薄れていくことはよくあることです。この場合忘れないうちに繰り返し学習する仕組みを組み込み、学習の定着率を少しでも上げる工夫が必要です。

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本誌:2022年7月11日号 19ページ

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