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- VISION OKAYAMA 2021年8月23日号
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即行動の仕事習慣が業績を伸ばす 自律自転促すグループコーチング
人材育成、企業マネジメントの㈱SWITCH WORKS(岡山市北区本町6-30、竹本幸史社長、資本金100万円)は、10月から、組織の中で自ら考え行動し成果を上げられる人材を育成する「Self Starter Program」を導入する。ウェブ会議システム「Zoom」などを活用して行うオンライングループコーチング形式で、日常の業務を題材に、定期的に行うことで行動変化を促す。
同プログラムは、㈱リクルートテクノロジーズの代表経験を持ち現在は㈱中尾マネジメント研究所(NMI、横浜市)社長の中尾隆一郎氏が提唱した成果がでる仕事の進め方「G-POP」を主軸に、有識者、書籍、参加者同士からの学びを通じ自身の判断軸を醸成するもの。ゴール(Goal)となる目的やミッションを常に意識し、事前準備(Pre)に時間を使い、実行(On)後に振り返り(Post)学ぶことを習慣付ける。
Zoomを使ったオンラインで進め、週に1度1時間、異業種の4人にファシリテータを加えたグループディスカッションを実施。瞑想で心を落ち着かせた後に、各人が1週間の目標に対する結果と振り返り、次のアクションを記入したコーチングシートを基に報告し、互いに感じたことを共有し合うことで、自分自身を客観的に見つめ直し成長につなげる。ファシリテータや他の参加者は具体的な手法を教えるのではなく、目標を達成していた際には成功の要因を、未達成の場合は失敗しないためにはどうするべきか予防策を本人から導き出すのが特長。
また、3カ月ごとに有識者ゲストの講演後に意見交換する「人から学ぶ」、毎月推薦図書を読んで参加する「書籍から学ぶ」プログラムも実施する。
全員で成長感じる協働学習ツール
コーチングシートは、協働学習ツール「teamTakt」上で作成し、参加者同士が自由に閲覧し、進捗状況の確認や、“いいね”やコメントを送り合うことで、参加者同士の交流を促進。IDを追加購入すれば所属会社の上司や人事担当者なども閲覧できるようになり、アドバイスすることも可能。同ツール内で多く使われたキーワードをAIが抽出、分析し、可視化することで関心の高い分野の意見交換や、考えを深めるきっかけになるという。
同プログラムは、住友商事㈱やNTTコミュニケーションズ㈱など大手企業も新入社員研修に導入し、自律的な学びと習慣化で成果を上げている。SWITCH WORKSでは、2代目・3代目の経営者から、昇進を目指している管理職、新任管理職、中堅社員など立場や役職を問わず気付きや成長につながるとして広く参加を募っている。
参加費は月額5万円で、行動を習慣付けるるために最低受講期間は6カ月。9月下旬スタートの第1回目は、管理職や役員、後継者対象の「経営層」と若手、中堅、管理職の「混合」の2コースに分けて行い、定員は各40人。
問い合わせは同社(電話086-234-5125)へ。
<ミニインタビュー>
コロナ禍、経営者こそ行動変革を
㈱SWITCH WORKS 竹本幸史社長
―導入の狙い。
社員教育には、研修やセミナー、本を読む、YouTube動画から学ぶなどさまざまな方法があるが、身に着いたことが定着していないという声をよく聞く。教育が確実に業績向上や成果につながるものを追求した結果、この「Self Starter Program(SSP)」に行き着いた。
―他のプログラムとの違いは。
今までの教育で成果が出にくいのは行動が伴わないからだ。SSPは、週に1回のオンライングループコーチングに向け、日々の仕事での目標を立て実行し、振り返るという行動を繰り返す。継続することで確実に仕事に対する意識が変わる。
―どのような人が受講すべきか。
コロナ禍で、混とんとし見通しの立たない時代を乗り越えるためには、今やるべきことを考え行動しないといけない。経営者層にこそ、受講を呼び掛けたい。
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