思わず動きたくなる「ピラミッドストラクチャー」

　ロジカルに話す、伝えるための公式の一つ「ピラミッドストラクチャー」というものがあります。分かりやすく話す、だけではなく「思わず動きたくなる」ためにも大変使える公式なのですが、なかなか使いこなすことにコツがいる公式でもありますので、今号ではこのピラミッドストラクチャーについて解説をしてみたいと思います。

　ピラミッドという言葉が示すように、まさにピラミッドの形になっています。頂点の「結論＝メーンメッセージ」をこの土台が支えます。土台のパーツが小さかったり、無かったりすると頂点の結論を支えることができません。結論＝私はこれをお勧めしたい！があるとすればその下に３つの「根拠＝キーメッセージ」が並びます。私はこれをお勧めしたい→それには３つのポイントがあります。１つ目がこれ、２つ目がこれ、３つ目がこれ。と続けます。