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関西プラスチック工業㈱(倉敷市)
大手と中小の経営が分かる人材 外部から登用のメリット再認識
輸出花莚の製造・販売業をルーツとする関西プラスチック工業㈱。その後、水道の配管工事、半導体・液晶製造関連装置の設計・製作・施工へと事業の主軸を移し、受注業務の「量」で苦労することはなくなったが、半導体工場は水がきれいで比較的安価な労働力を確保しやすい地方都市に多いことから、出張工事が増加。現場の責任者が資材などの発注も個別に手掛けることになり価格はまちまち、納期も不徹底になりがちという悩みを抱えていた。
同社は外部人材の受け入れに元々積極的で、造船会社から資材担当者、会社の仕組みづくりも半導体の取引先の元役員を招へいして取り組んでいた。ただ、本人が関東在住ということもあり「ルールは作ったが浸透せず」(藤南和将社長)という状態だった。