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連載記事山田響子の魅力を引き出すコミュニケーション術

言葉の引き出しを増やす

 こんなにいいのにどうして選ばれないんだろう?ビジネスの現場でそんな思いを持っている方はいないでしょうか。どうすれば伝わるのだろう、どうすれば欲しいと言ってもらえるのだろう、それはビジネスの現場での大きな悩みといってもいいかもしれません。マーケティングも必要ですし、認知を広げる活動も必要だと思います。

 しかし、忘れがちなもの、気づいていてもどこから手をつければいいか分からないものが「言葉」磨き、だと感じています。「価値を伝える」「ターゲットの心を動かす」言葉の生み出し方が分からないと感じている方は多いのではないでしょうか。

 告知文やPR文、自己紹介文の添削をさせていただく機会が多いのですが、ご相談者の多くが「語彙がない」「言葉を知らない」ことが伝えられない大きな要因だと感じているようです。本屋さんに行けば「語彙力」をアップすることが目的の本がベストセラーのコーナーに並んでいます。しかし多くの人の心を捉えようとする時、「正直に言うと」を「ありていに言えば」と言うなど、人をうならせる上質な表現をする必要があるわけではありません。

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本誌:2020年3月9日号 20ページ

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