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連載記事岡山消費者動向分析

消費増税後の意識の変化

 アメリカ合衆国の建国の父の一人と考えられているベンジャミン・フランクリンは税金について下記のように述べている。
   「この世では、死と税金を除いては何も定かなものはない」
世の中で確かなものは「死」と「税金」という意味である。日本では三途の川を渡るにはやはりお金(六文銭)が必要であると信じられてきた。果たして天国に行けば税金を逃れることができるのであろうか。

 2019年10月から消費税は8%から10%へと2㌽アップした。既に欧州では付加価値税(VAT)は最高27%、平均で20%前後まで上昇している。日本の現行の消費税10%は欧州と比較すると半分以下であり、これからは徐々に増やしていくしかないのであろう。庶民にできることは、生活防衛のための節約である。今回の増税に対して、消費者はどのように対応しているのか、調査してみた。

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本誌:2020年1月27日号 11ページ

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