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ジャーナル両備てい園記念財団

6部門34件を選定 新産業創出研究大賞も

 (公財)両備てい園記念財団(小嶋光信理事長)は、10月9日、岡山市の両備ホールディングス㈱本社で、第41回奨励賞・助成金贈呈式を開いた。

 生物学に関する試験研究、郷土の文化・芸術・教育・スポーツの発展に寄与することを目的に6部門で公募。80件の応募の中から、6年ぶりとなる「新産業創出研究大賞」を含む34件を選んだ。助成金総額は1070万円。

 小嶋理事長は「研究だけで終わることなく、社会の役に立つよう期待している」とあいさつし、受賞者1人ひとりに助成金を贈呈。新産業創出研究大賞を受賞した、岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学科准教授の二見淳一郎氏が「がん免疫サイクルの活性化を迅速評価するMUSCAT-Assayの実用化研究」をテーマに記念講演した。

 これまでの助成金累計は1106件、3億735万円となった。

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本誌:2019年10月28日号 12ページ

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