WEB VISION OKAYAMA

連載記事人材育成のタネ 64

人事考課で陥りがちな間違い

  • 竹本幸史氏

 人事考課とは、従業員の業務に対する貢献度、職務の遂行度や業績、能力などを一定の基準で査定することです。評価を受ける側は、正しく評価されることでモチベーション向上につながりますが、評価軸がブレてしまうと達成感や使命感を持ちにくい状態になってしまいます。今回、評価者を受ける立場の人から人事制度に関してよく聞かれる不満を10個上げてみました。

 ①やったことをしっかり見て欲しい(そもそも私の仕事を知らない、見ていない)②評価結果のフィードバック、説明がない③目標設定しているが、目標の難易度が人によってまちまちで、それぞれの達成度で評価されても納得できない④どのような評価制度になっているのか分からない。誰が誰を評価しているか不明⑤評価がいい加減⑥上司のよって評価が変わる⑦何を期待されているか分からないので、何を目指せばいいか分からない⑧目標以外の評価項目が分かりにくい⑨管理職のレベルが低い⑩評価を受ける人が評価に関する知識が低い。傍観者的態度になっている。

 さて、10個に共通するキーワードはなんでしょうか。それは管理職、リーダーの部下や部下の仕事に対する「無関心」です。この問題を解消しなければ、どんな立派な評価制度も意味がありません。制度構築の問題と同時に運用面での問題も視野に入れて、人事考課制度自体を見直してみてください。

●竹本幸史● 元㈱リクルート岡山支社長。現在は人材育成を主としたコンサルティング業務の㈱SWITCH WORKSを立ち上げ奔走。またリーダー養成スクール「法人会員制・定額制ビジネススクール」を開講中
 

本誌:2019年4月1日号 13ページ

PAGETOP