岡山市や岡山県は日本全国の中でも、地震や洪水などの自然災害の少ない「安心・安全な都市（地域）」と考えられていた。特に2011年3月11日の東日本大震災以降、岡山市は「安心・安全」の都市との意識が強く、筆者も含めて安全性を岡山市の「売り」にしてきた。2018年7月の豪雨による被害は想定を大きく超え、私たち多くの市民が抱いていた慢心を完璧に打ち砕いた。

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