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連載記事岡山消費者動向分析

夏休み

 今年の夏は格別暑い。岡山だけでなく世界中が温暖化の影響を受けているようである。予想もしなかった豪雨に襲われたり、いつもは避けて通る台風が、あろうことか東から西へ向けて通過するという異常事態である。既に大きな被害を被っている地域にこれ以上の災害が来ないことを心より願っている。今回のテーマは「夏休み」である。

 岡山県人で夏休みをとる人はお盆周辺が一番多いが、全国に比べると少し低い。その代わりお盆以外、あるいは9月や他の月が全国より多い。一番びっくりすることは、夏休みは取らないという人が全国より10ポイントも高い28.1%であった。岡山県人の真面目な県民性が見て取れる。しかし、夏休みを取ることで気分転換し、新たな英気を養う必要もあるのではないかと考える。少しメリハリも必要なのではないだろうか。

 岡山は27.5%の人が「5日」で最多。続いて、9.8%が「4日」、9.0%が「6日」で全国とほぼ同等の割合である。差がついたのは、岡山では「1日(夏休みはあるが連休ではない)」と答えた人が全国より5ポイント多い。全国では「9日」と答えた人が15.8%で岡山より8ポイント上回り、計画的に長期の休暇を取得するという点では岡山はかなり遅れている。

 1週間以上の休暇取得状況(「7日」「8日」「9日」「10日」「11日以上」)については、全国では32.8%だが、岡山は20.4%と、12ポイント以上の開きがある。

 夏休みに「お出かけ・旅行」をする方にその内容を聞いたところ、岡山では「国内旅行(泊り)」が57.1%、「国内旅行(日帰り)」が37.6%、「近場のお出かけ」が27.1%となった。「海外旅行」は全国13.5%に対し、岡山は6.8ポイントと大きく下回った。岡山県人で海外に遊びに行く人はかなり少ない。

 「たっぷり睡眠をとる」が65.5ポイントと、2位の項目に対し30ポイント差をつけて群を抜く結果となった。岡山では「TV番組を見る」、「ネットサーフィンをする」、「ゲームをする」、「散歩をする」、「ネット番組を見る」が全国より低い。全国より岡山が10ポイント以上上回った項目は、「まだ何も決めていない・わからない」で、まだまだ岡山では「休む」ことに罪悪感を抱いている人が多いのかもしれない。岡山も全国も夏休みの予算は1万円から3万円が一番多い。

本誌:2018年8月20日号 9ページ

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