21年近く続けている習慣があります。それは毎週月曜日にコンビニで週刊少年ジャンプに連載の「ONE PIECE」を読むことです。21年前スタートしたときは、「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」と呼ばれる巨大な宝物を探す海賊の冒険譚たったのですが、今や、政府や革命軍なども登場する群像劇となっています。数々の伏線を張り巡らせながら広がっていく世界観に読者は引き付けられているのですが、血で血を洗う争いはせい惨で、暴力による問題解決は苦しみしか生まないことを教えてくれもします。極端な思考は、ミクロの世界では有効に機能してもマクロの世界では弊害をもたらす寓話としても読めます。

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