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連載記事岡山消費者動向分析

ゴールデンウィークの過ごし方

 今年は4月28日から5月6日まで所謂「ゴールデンウィーク」が始まる。5月1日と2日に休暇が取れれば9連休ということになる。当然休みが取れない人も多いので「何故ゴールデン」なのかとか、「ウィーク」ではなくもっと長い、など多くの不満もある言葉である。最大の課題は「ゴールデンウィーク」の商標が抑えられていることであろう。勿論、和製英語であるが、中国では「黄金周」と呼び、春節(旧正月)と国慶節(10月)にそれぞれ1週間の休みがある。NHKでは「ゴールデンウィーク」ではなく「大型連休」と呼称している。今回はこの「ゴールデンウィーク」(GW)の過ごし方についての京浜エリアと岡山の比較をしてみたい。

 岡山は京浜エリアに比べて、休みが取れる人は多いが、長期の休日が取れる割合が少ない傾向にある。また、岡山においては、今年のGWは、4日間が39.8%と一番多く、カレンダーどおりの連休がもっとも多い結果となった。

 3月末時点でGWの予定が決まっていない人は55.2%で、半数強の人がまだGWの過ごし方は決まっていない。決める人は早めに決めていると思われるが、消費者に対してのGWの過ごし方の提案チャンスは、まだ大きく残っている。GWの過ごし方について「決まっている」「ある程度決まっている」「あまり決まっていない」人へ聞いたところ、岡山の生活者は、「ショッピングに行く」33.8%、「国内旅行(泊りがけ)に行く」22.6%、「外食に行く」25.3%、「実家に行く」23.4%の順に多い結果となった。一方、京浜エリアの生活者は「ショッピング」29.5%の次に「実家に行く」27.1%が続く。京浜エリアでは岡山に比べるとGWは里帰りの機会になっている。また、京浜エリアは岡山に比べて「運動をする(フィットネスジム・ヨガなど)」「エンターテイメント/アミューズメント施設へ行く」「映画館へ行く」などの“最寄り行動”が多い。

 GWに休日が取れる人に、どこにも行かずに終日自宅で過ごす日を聞いたところ、岡山の生活者のほうが京浜エリアに比べて、終日自宅で過ごす日は多い傾向にある。また、GWに終日自宅にいる日に何をするかと聞いたところ、岡山の生活者は「部屋の掃除・洗濯などの家事をする」が53.6%と最も多く、京浜エリアの生活者40.7%と比べて12.9ポイントの差があった。「テレビ(録画を含む)やDVDを観る」などは両エリアとも多いが「ゴロゴロする・寝る」も多く、終日ゆっくりできる日はせめてくつろぎたいという気持ちがうかがえる。岡山人はGWに巣篭っていると言えそうである。

本誌:2018年4月23日号 11ページ

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