WEB VISION OKAYAMA

ジャーナル木村式自然栽培

グローバルGAP取得 五輪食材入札を視野に

 NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会(高橋啓一理事長)の会員生産者は、1月31日、安全な農産物づくりの国際基準「グローバルGAP(G-GAP)」の認証を取得した。

 G-GAPは食の安全、環境保護、労働安全の観点から農産物の生産管理の状況を200以上の項目をもとに審査。日本の審査機関を通じてドイツの専門機関が認証する。120カ国で通用する世界基準だけに国内限定のJ-GAPよりハードルは高い。

 木村式の認証取得は倉敷市内の1人の生産者で栽培面積は1.7㏊。無農薬・無肥料で朝日米、雄町米を生産している。審査機関は㈱テュフズードジャパン(東京都)。客観的な認証で木村式栽培に対する信頼性の向上が狙い。さらに東京五輪選手村の食材採用の入札参加を視野に入れ、G-GAPが参加条件であることから取得した。岡山県下では2017年度の木村式による水稲の実績は生産者約100人、栽培面積84㏊、収穫量246t。

 県内では、JA岡山東の部会組織・赤坂特産雄町米研究会(赤磐市)、㈱北原産業アグリ事業部(倉敷市)が認証を取得。国内外の大手流通業者、メーカーが農産物の調達で食の安心安全のためG-GAPを条件とするケースが増えており、今後県下でも取得の動きが広がりそうだ。

PAGETOP