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- VISION OKAYAMA 2025年2月24日号
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連載記事スローライフ~午後4時の窓辺から~
味覚障害から回復
2年ほど前、味覚に障害が出始め何を食べても砂をかむようなつらい日々が始まりました。コロナの症状のひとつに味覚、嗅覚障害があるそうですが、私の場合は原因不明です。数年前にも味覚、嗅覚障害を起こしたことがあり、そのときは比較的短期間に症状が収まりました。ところが今回の味覚障害は随分長引きます。野菜や果物、肉や魚、あの食材たちの持ち味を感じることはもうあきらめるしかないのでしょうか?
味覚には甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5種類が認定されています。味覚障害が始まって以来一番辛かったのがうま味を感じなくなったこと。甘いとか塩辛い、酸っぱい、苦いといった味は単純かつはっきりした味覚なので私の麻痺した舌でもそれなりに識別できていました。しかし、いろんな食材独自の味わいを決定づけているうま味成分(グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸等)は分子構造が複雑なせいか、これらが一番感知、識別できなくなりました。つまりは食べ物がおいしくない、何を食べても同じ味。しだいに食事が苦痛になり食欲は大幅に減退しました。
しかし物事にはメリットもあればデメリットもあるものです。
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