「オール岡山」が新たな領域切り開く　成果生むPDCAサイクルによる伴走支援

　岡山県商工会連合会は、県内百貨店バイヤーと連携し、新商品開発から販売まで、PDCAサイクルに沿った1年間の継続支援事業を実施した。14事業者が参加し、全事業者が商品開発を達成。コロナ禍が明けたことに加え、「オール岡山」態勢で臨んだことから対面での支援機会が増えたことも、成果を後押ししたようだ。

　同事業は、コロナ禍で打撃を被った事業者にとって販売機会の創出、販路拡大が急務となったことに加え、原材料・燃油高が追い打ちをかけ、「事業者目線」だけではなく、市場に受け入れられる新商品開発に取り組む必要性が高まり、事業者の本気度に応える事業として2022年度からスタートした。