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巻頭特集「コロナ資金返済黄信号」は序章

過剰債務で追加融資は困難 原油高でさらなる業況悪化の懸念も

当初3年間実質無利子・無担保のコロナ対策資金「ゼロゼロ融資」の返済が半数近くの事業者で始まっている。コロナ禍が長期化し業況が回復しない中で返済を迫られるという厳しい状況。一部に返済もままならない企業も現れている。既に過剰債務の状態の企業も多く金融機関側も追加の融資は難しい。さらに追い打ちをかけるのが原油高やウクライナ侵攻だ。これらの問題が長期化すればさらに返済が困難になる企業の増加も予想されるだけに、商工会議所などの支援機関や金融機関は警戒感を強め、さらなる支援策を模索している。

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本誌:2022年4月4日号 4ページ

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