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連載記事岡山消費者動向分析

コロナ禍における家庭の消費支出金額の変化

 感染症専門医である忽那賢志氏の論文によれば日本で最初に新型コロナ患者が報告されたのは2020年1月16日である。それ以来1年9カ月の間何回かの感染拡大を見てきた。当然のことながら、これだけ大きなパンデミックは消費者の購買行動に大きな変化をもたらす。

 もっとも重要なことはパンデミックが収束した後のポストコロナで消費者の行動が元に戻らない、つまり、変化が常態化(ニューノーマル)する可能性があることである。

 今回はウイズコロナの時代の家庭の消費支出額を、岡山と関東圏で比較した。岡山でも関東圏でも巣籠が続き、光熱費や通信費の増加がみられる。費目でもかなりの違いがみられる。ポストコロナでの消費動向についてもまた、岡山と関東圏ではかなりの意識の違いが出ている。

 今回はポストコロナの消費行動のニューノーマルを探す調査である。

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本誌:2021年10月18日号 11ページ

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