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連載記事岡山消費者動向分析

新型コロナウイルス感染症拡大による仕事に対する意識の変化

 経営学に大きな影響を及ぼしたマズローのニーズのヒエラルキー理論では、一番プリミティブな状態は「生理的ニーズ」であり、「腹減った」「喉乾いた」などがそれに該当する。その次の段階のニーズが「安全のニーズ」であり、「腹が満たされれば」「何とか家族が無事に安心・安全で居たい」という段階になる。その次のニーズは「社会的ニーズ」となり、周りの人たちから認めてほしいという欲求になる。次のニーズは「承認の欲求」であり、「名声を求めたり」、「他人から尊敬されたい」というニーズになる。最後の段階が「自己実現のニーズ」であり、この段階になると自分自身で目的を定めそれを実現する段階に至る。言うまでもなくこの最後の段階に至る人はそれほど多くはない。

 では「人は何のために働くのか」?新型コロナウイルス感染症の拡大により、就業者の仕事に対する意識が少しずつ変化しているようである。今回はポストコロナを見据え「働くこと」についての岡山と全国の意識の違いについての調査である。

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本誌:2021年6月21日号 9ページ

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