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連載記事岡山消費者動向分析

東京オリンピック・パラリンピック2020開催についての意識

 2013年9月8日のリオデジャネイロでのIOC(国際オリンピック委員会)での、高円宮紀久子殿下のエレガントなフランス語と英語のスピーチ、また、「お・も・て・な・し」を世界で通用する言葉にした滝川クリステル氏の見事なスピーチ、2020年オリンピックが東京で開催されることについて恐らくごく一部の人を除き国民全体が沸いた。3.11による災害からの復興を掲げたオリンピックが未来に繋がる明るさを提供することを求めての歓喜の声だった。何を隠そう筆者もその一人であり、人生で1964年に次ぎ2回目のオリンピックがみられることをとてもラッキーだと思っていた。

 残念ながら神は何故か分からないが、試練を与えた。昨年の1月以降のコロナの蔓延及び世界的拡大により、東京五輪2020は1年延期されることになった。変異株の流行もあり、地元岡山でもCOVID-19は拡大の一途を辿っており、大都市圏で3度目の緊急事態宣言の発出となった。ワクチンが早く接種されればと思うが、それも恐らく遅れそうである。

 今回はこのような中、東京五輪開催についての全国と岡山の意識の違いについての調査である。

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本誌:2021年5月24日号 7ページ

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