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話題岡山県中小企業団体中央会

マーケティングコミュニケーション活動にダメージ コロナ影響調査で支援の方向性つかむ

 岡山県中小企業団体中央会は、(協)岡山情報文化研究所との共同研究として実施した、県下中小企業の新型コロナウイルス感染症による影響と今後の対策に関する調査結果をまとめた。

 コロナ禍による企業活動への具体的な影響を探るとともに、今後の支援の基礎資料とするのが狙い。県下の中小企業1000社を対象に、昨年6月20日~7月20日にかけ郵送で実施した。回答率は32%。

 それによると、約75%が「悪い影響」を受けており、具体的には「営業や商談・打ち合わせ」75.7%、「新規顧客開拓や集客」64.5%など、マーケティングコミュニケーション活動に苦戦している。現時点でコロナ禍が企業活動(バリューチェーン)のどの部分に影響を与えているかについて、複数の説明変数から予測する重回帰分析でみると「売上」に次いで「社員のモチベーション」の影響の大きさがうかがえる結果となった。

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本誌:2021年2月15日号 18ページ

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