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年末回顧再編相次ぐ

備前・日生信金合併 公共交通でも加速

  • 18年ぶりの県下信金合併

 県内の企業で合併・統合、M&A、事業譲渡など再編の動きが相次いだ。人口減少、高齢化などによる将来の市場縮小を見据えた戦略の一環で、スケールメリット、経営の効率化で競争力を強化する。

 金融機関では、2月に備前(備前市)、日生(同)の両信用金庫が対等合併、「備前日生信用金庫」となった。預金量は2269億4500万円(2020・3期)で県下4番目に浮上した。JA岡山を除く県内8JAが4月に合併し「JA晴れの国岡山」として発足、ほぼ県内全域をエリアとする大規模農協となった。

 公共交通の業界も再編が加速。両備グループのタクシー会社では、3月に両備ホールディングス㈱両備タクシーカンパニー(岡山市)が岡山両備タクシー㈱(岡山タクシーから社名変更、同市)、岡山交通㈱(同)に事業を譲渡した。フェリーでは、両備グループで生活航路中心の国際フェリー㈱(香川県小豆島町)が観光に強い両備フェリー㈱(岡山市)を吸収合併し、国際両備フェリー㈱に社名変更し岡山市に本社を置いた。

 一方、両備ホールディングスは7月に㈱岡山髙島屋(岡山市)との資本提携を解消した。㈱髙島屋(大阪市)から経営判断の迅速化を図る目的で打診した。

本誌:2020年12月7・14日号 5ページ

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