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ジャーナル植田板金店

コロナ禍で用途広がる「小屋やさん」 発熱外来の引き合いが急増

 コロナ禍は社会に大きな影響を与えたが、中には危機を“追い風”に活況を呈す業種もある。㈱植田板金店(岡山市中区藤崎673、植田博幸社長、資本金3000万円)のオリジナルブランド「小屋やさん」もその一つで、医療機関の発熱外来用として引き合いが急増中だ。

 趣味の部屋やスモールビジネスの用途で人気の小屋やさんだが、新型コロナウイルス感染症の拡大とともに展示場を訪れる人が激減。売り上げも大きく落ち込んだが、社会が徐々に落ち着きを取り戻すと、外出機会の減った人が趣味の用途で買い求めるケースなどが増え、8月と9月は過去最高の実績となった。

 特にこのところ目に付くのが、医療機関からの問い合わせ。開業医の場合、コロナ禍で発熱のある患者の受診は駐車場に張ったテントなどで対応するケースが多いが、緊急措置とはいえ、洒落た外観のクリニックには不釣り合いなのは否めない。

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本誌:2020年11月9日号 15ページ
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