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ジャーナルセイショク

チェック柄染色を1工程化 低環境負荷で市場開拓

  • 1工程で染めたチェック柄の生地

 染色加工のセイショク㈱(倉敷市茶屋町234、姫井明社長、資本金9800万円)は、従来2工程が必要だった綿とポリエステルで織った生地へのチェック・ストライプ柄の染色を1工程でできる技術「クロスペック」を開発した。水やエネルギー、染料の使用量を大幅に削減でき低環境負荷商品としての展開を図る。

 排水22%、電気・ガスなどエネルギーの使用23%、薬剤の使用19%をそれぞれ削減。SDGsの普及でサスティナブルな商品への関心が高まる中、アパレル企業に採用を提案していく。

 異なる素材のタテ糸、ヨコ糸を交差させ織った生地を染める場合、素材ごとにそれぞれ染料を付けた後に固着剤で色を定着させる作業が必要だった。新技術では既存の設備を使いながら作業時の温度や薬剤の濃度などの管理の精度を高めることで1工程化を実現した。今後カジュアル衣料やユニホームへの提案を進め年間10万~20万mの受注を目指す。

 繊維業界を取り巻く環境が厳しさを増し染色需要が先細りする中で、消臭加工「アセトナイト90」など独自の染色加工技術の確立を進めており、クロスペックもその一環となる。

本誌:2020年10月19日号 7ページ
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