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連載記事なんでもQ&A[生命保険]

生命保険のコストカット

 Q 最近、人件費や輸送コスト等の上昇が会社収益を圧迫していますが、多額の生命保険のコストにも負担を感じています。生命保険のコストカットができる良い方法は、ありませんか?

 A 保険期間の見直しによる保険料の引き下げや、保険料が資産計上となる商品の活用による会計上の費用の抑制等が考えられます。

 ■保険期間を短くする ⇒保険料(高→低)、会計上の費用(高→低)

 被保険者の年齢や保険金額等の条件が同一であれば、保険期間を短くした方が、当初の保険料を低く抑えることができます。保障は必要だけれども、当面足元の保険料は出来るだけ抑えたいという場合に有効です。

 ただし、更新の都度保険料は上昇するため、長期間継続する場合は、あらかじめ長期間カバーする保険に加入していた場合と比較すると、支払う保険料の総額は多くなります。

 ■終身保険など保険料全額資産計上商品を活用する ⇒会計上の費用(有→無)

 終身保険や終身保険特約の保険料は全額資産に計上するため、会計上の費用は一切発生しません。

 保険料を支払うことは構わないが、できるだけ会計上の費用の発生を抑えたいという場合に有効です。

 ■1つの保険で複数のリスクに対応する商品にまとめる ⇒保険料(高→低)、会計上の費用(高→低)

 複数のリスクをカバーするために複数の商品(特約)に加入するのではなく、複数のリスクをカバーすることができる一つの商品(特約)に加入することで、一般的に保険料は軽減します。

 ただし1つの商品(特約)に加入し、いずれかの支払事由に該当した場合、保険金が支払われて契約は消滅します。

 法人契約では、支払事由に該当した場合、会社を退職するケースも考えられるため、契約が消滅することよりもコストカットを優先するという観点から検討することができます。

本誌:2020年8月31日号 21ページ

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