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連載記事山田響子の魅力を引き出すコミュニケーション術

言葉の裏にある思いを伝える

 今年の春は、研修難民とも呼ばれる現象が起こっていたようです。例年、中小企業では、他社との合同研修に新入社員を参加させているケースが多いようですが、新型コロナウイルスの感染拡大という事態を受けて合同研修は開催中止が相次ぎました。新人研修を受けさせたいけど、受け皿がないとお困りだった企業が多かったようです。中には入社早々に在宅勤務で、その間に教材映像を見るように指示しただけという企業もあるとかで、卒業式もなかったこの春のフレッシュマンたちが少し気の毒に感じてしまいます。

 ここ数年、ビジネスマナー研修のご依頼は積極的に受けておりませんでした。私でなくてもマナー研修の先生は他にたくさんいらっしゃるし、というような理由でした。しかし、今年はこのような事情を受けて、ご紹介などのご縁をいただいた企業数社で新入社員研修を担当いたしました。合同研修に参加させてあげられなかった企業様、ですので、いずれも新入社員は10~15人程度、中には4人程度の企業様もありました。少人数制だからこそ、お一人お一人にしっかり意識を向けることができて、フレッシュなエネルギーをしっかり受け止めることができました。

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本誌:2020年GW特別号 20ページ

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