WEB VISION OKAYAMA

プレイバックおかやま経済

1996年の経済ニュース

 1964年2月の創刊号から55年間の週刊VISION岡山約2000冊をデータベース化し、Web VISION岡山(https://www.visionokayama.jp)から検索できるアーカイブサービスの利用開始に合わせ、誌面を通じて半世紀の岡山経済を振り返る「プレイバックおかやま経済」。規制緩和によるコメ自由化、大型店の地方出店加速に関するニュースなどが目を引く1996年の経済ニュースを紹介します。

 ①20の指標でみる岡山県下78市町村の実力度

 「晴れの国岡山は温和な天候と豊かな土地に恵まれ、生活しやすい県として評価が高い。しかし、一口に岡山県と言っても10市56町12村からなる共同体だけに、立地も違えば経済事情もさまざまだ。本誌では、独自に抽出した20のデータを基に、県下78市町村の“実力度”を測ってみた」(1月1日号第1部6㌻掲載)

 ◆人口伸び率や工業製造品出荷額伸び率などの「成長度」、1万人当たりの医師数や交通事故死傷者数などの「暮らしやすさ」、持ち家比率や1世帯当たり所得などの「豊かさ」など、20の指標を偏差値加重平均し、当時の78市町村についてランキング。その結果、総合評価1位は旧清音村、2位灘崎町、3位早島町と県南の小規模町村が上位にランクされ、数値の上では岡山市など規模の大きな自治体が必ずしも生活しやすいとは言えないことが浮き彫りとなった。

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本誌:2020年3月16日号 6ページ

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