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連載記事マネーの道しるべ 59

投資信託販売手数料0円がもたらす地殻変動

  • 森康彰氏

 その日は突然きました。楽天証券が昨年12月16日、投資信託販売手数料を無料にすると発表したのです。これは楽天証券のIFA事業者としてパートナー契約を結んでいる弊社も寝耳に水でした。昨年11月に虎ノ門ヒルズで開催されたカンファレンスでは、SBI証券が2年後には手数料無料をうたっていますがなかなか難しいのではないかという見解を示し、楽天証券は手数料無料化については考えていないということでしたから。これでネット5大証券は、すべて投資信託販売手数料無料化を発表。1月からソニー銀行も投資信託販売手数料無料に踏み切ります。

 資産形成を考えている方にとっては、かなり朗報です。運用にとって無駄な費用を払う必要がなくなるからです。賢明な方は、投資信託販売手数料を取っている金融機関との付き合いをやめ、ネット証券へ移行するでしょう。

 販売手数料無料化の波はどこまで広がりを見せるのでしょうか。低金利が続く昨今、地銀をはじめ金融機関は、顧客が保有する投資信託を回転売買することによって得られる販売手数料収入は、収益の柱の一つになっています。この収益が断たれてしまうと大きなダメージになります。いち早く販売手数料ではなく、信託報酬から得られる収入への転換が求められます。つまり、顧客の資産を長く預かり、増やしていくことが大切になります。

 楽天証券のIFA事業者は、販売手数料をいただき続けるオプションもあったのですが、弊社は2月から販売手数料無料へとかじを切りました。お客様の利益最大化のためです。ネット証券を開設したいけど、インターネットに不慣れで口座開設が難しいと感じられている方がいらっしゃいましたら、気軽にお声掛けください。口座開設から購入までのお手伝いをさせていただきます。月々500円から運用を始めることができます。また、楽天証券であれば、楽天ポイントも運用に使えます。人生をより豊かにするために、運用を始めてみませんか。

●森康彰●2年間、保険代理店に勤めた後、2008年に保険コンサル会社㈲e.K.コンサルタントを設立。2014年に東京支社を設けるなど、首都圏へも業務を拡大中。 敬愛する人物は、稲森和夫、立川談志。

本誌:2020年1月27日号 13ページ

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