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連載記事岡山消費者動向分析

eスポーツ

 1996年に発売された「たまごっち」を覚えていらっしゃる方も多いと思う。世界的大ブームを起こした。当時在籍していたユニリーバの欧州からの出張者が欧州では品切れで購入できないので、日本に出張した時に購入を依頼され、何とか買ってあげたら喜んで持ち帰った。イギリスでは子供たちが餌やりのために「たまごっち」を学校に持ってきて授業ができないという社会問題にまで発展した。「たまごっち」はネットでつながっていなくてあくまで単独のゲーム機であった。今の時代に「たまごっち」があるとどんな展開になるか想像もつかない。

 このような歴史を持つ日本なので、ゲームをネットでつなぎ世界中でゲームの戦いを繰り広げるのは願ってもないことなのかもしれない。一般社団法人日本eスポーツ連合によれば、
「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。
と定義されている。将来はオリンピックの正式種目になるかも知れないとも噂されている。今回はこの「eスポーツ」についての意識調査である。

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本誌:2019年11月18日号 11ページ

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