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連載記事スローライフ~午後4時の窓辺から~

ワールドカップ対セネガル戦を見て

 ワールドカップH組はポーランド、コロンビア、セネガル、日本の4カ国で戦われていますが、対ポーランド戦を残して日本はセネガルとともにトップの位置にいます。対コロンビア戦では試合開始早々相手選手1名がレッドカードで退場し、ある意味ラッキーだった面があります。

 しかしアフリカ第2のサッカー強国セネガル相手では勝ち目はないだろう……、小心者の私は、試合の様子を直視できませんでした。ふとんの中から、ときどき起きてはテレビをつけてがっかりしたり安心したり。

 結果は2対2のドロー、勝ち点1を獲得するという大波乱(?)でした。これを機にあらためてアフリカ諸国の中でもあまりなじみのないセネガルを地図帳で見てみました。首都はダカール(北緯15度、西経17度)、人口1435万人、面積約20万㎢、主要言語フランス語、宗教イスラム教ということです。

 アフリカ大陸の最西端の亜熱帯にある、面積人口とも日本より小さい国であることが分かりました。テレビでセネガルの日常風景を見ましたが、砂ぼこりの舞うなか男の子たちが元気に走り回り、サッカーに打ち興じていました。どこにでもある典型的なアフリカのイメージです。それにしてもテレビカメラに撮られる子ども達の目の輝きのきれいなこと!白人やアジアの子どもたちも生き生きとした表情をしていますがセネガルの子ども達にはかないません。

 セネガルはかつてフランスの植民地だったので今でも公用語はフランス語だそうで、しかも聞いてみるとみんななまりのない、とてもきれいなフランス語をしゃべっています。なんだか一度は旅してみたい国だと思いました。

 それにしてもアフリカは遠い。私は20代のころアルジェリアに半年あまり滞在したことはあるのですが、アルジェリアは地中海をはさんでスペインの対岸にあり気分的にもヨーロッパのすぐ近くにいる感じでした。しかし本当のアフリカはサハラより南に存在するような気がし、いつの日か中央アフリカ、南アフリカからマダガスカル等一度は自分の目で見てみたい地域のひとつです。

 侍ジャパンの次の相手はポーランド。ポーランドは激動の20世紀を戦乱と貧困のなかで過ごした悲劇の国。それゆえ不屈の精神ではヨーロッパ最強の手強い相手だと思います。

本誌:2018年7月9日号 16ページ

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