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ジャーナル両備ホールディングス、岡山電気軌道

31路線の廃止届提出 めぐりん西大寺参入に“対抗”

 両備ホールディングス㈱(岡山市)と岡山電気軌道㈱(同)はこのほど、運行する赤字バス路線の廃止届を中国運輸局に提出した。八晃運輸㈱(岡山市)が岡山駅前―東山・益野方面への「めぐりん」参入を計画していることへの対抗措置。

 両備グループによると、めぐりんは岡山駅前―東山は100円均一、東山以東は200~250円均一(想定)と現行より3~5割引の運賃で運行を計画しており、「間もなく認可される見通し」(小嶋光信代表)。バス事業の収支は昨年度実績で両備6300万円、岡電1200万円のそれぞれ赤字となる中、収益路線で穴埋めをしている状況だが、重複路線の必要性が低いにもかかわらず、「競合する事業者や地元自治体、住民との協議もないまま認可される見通しが高まった」ことから強硬手段を決断した。

 廃止されるのは両備が全36路線中18路線、岡電が全42路線中13路線。廃止予定は9月30と来年3月31日。

 小嶋代表は「地域公共交通の路線網維持に努めている中で過当競争が進めばさらに多くの路線を廃止せざるを得ない。路線を維持するため、あえて廃止届を提出した」と訴えている。

本誌:2018年2.19号 12ページ

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