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[経営]バランス・スコアカードの活用~その2

Q 明確な目標と行動計画を社内に浸透させ活性化させる経営管理手法であるバランス・スコアカ-ド(BSC)の活用方法等について教えて下さい。

BSCを実務に生かす

A 1.戦略マップと一体運用が有効:企業の最終目的を達成するための4つの視点に対する業績評価指標と目標との相互の関連性を図表化したものが「BSC戦略マップ」です。企業の戦略体系を立体的にわかり易く表現し、全社員の具体的取り組みを引き出すためにBSCとともに有用な経営管理手法です。「戦略マップ」を活用すると課題が立体的に見え、経営判断が容易に。

2.レベル別のBSCを用いて個人目標と連鎖させる。
全社BSCは事業部別又は機能部門別のBSCに細分化し、さらに個人目標を設定して部門や個人の役割と全社BSCを連鎖させ企業の最終目標達成につなげる。

3.BSCは事業の長期的発展を目指す:売上高成長率、ROE等の財務値は結果指標であるが、BSCは先行指標として業績評価指標も設定される。例えば社内ビジネスプロセス改善により顧客満足度が向上、結果売上高向上により長期的発展を目指すことも可能になる。

4.間接部門への応用:BSCは組織の「役割達成」が最終目標であり、経理・総務等間接部門は、「部門の役割達成」を最上位目標とする。経理部なら「各事業部の判断に役立つデ-タを適切なコストで提供」となる。


税理士法人石井会計
統括代表社員
石井 栄一氏
岡山市南区新保1107-2
TEL.086-201-1211

本誌:2017年12.11・18合併号 25ページ

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