WEB VISION OKAYAMA

連載記事

パック肉の量目不足

 メタボ体型を改善しようと、病院の指導に従って毎日胃に入れるすべての食材、すべての飲み物を細かく記録してはや1カ月が経過しました。きょう病院に行って驚くべき成果を知らされました。体重は減少し、脚のむくみも取れ、内臓の機能を示す各種数値も軒並み改善していました。何より身も心も軽くなりました。

 食材を正確に記録する癖がついたせいで、いままで気にもしていなかった食料品のラベルをスーパーで注意深く見るのが習慣になり、重さやカロリーについてはだいたい見当がつくようになりました。しかし目分量で料理を作るとついつい食べ過ぎのもとになるので、とりあえずスーパーで買ってきた肉や魚を調理する直前に0.5g単位で計測できる秤に乗せて重量を確認しています。

 するととんでもないことに気づきました。この日本において終戦直後でもないのに量目不足がありました。なぜそんなことに気がついたかといえば次のようなことがあったからです。話を単純にしますが、発泡スチロールトレーに豚のロース肉が6枚入っており、内容量100gと印字されたラベルが張られていました。

 料理に使うのはその半量の50gでいいのでロース肉を3枚トレイから出して天秤に乗せました。すると45gしかありません。肉片の大きさにばらつきがあるにしても、ちょっと気になって残りの肉も全部天秤に乗せたところ92gしかありません。あれっ? 何か変。

 しかし包装を解いているし、たかが200円ほどの商品の目方が8g足りないといって店に文句を言うのも気が重い、しばらく経過観察してみたのですが、数回買い物した範囲では重さの表示はいずれも正確でした。どうやら量目不足はたまたま起きたに違いない……と思いたかったのですが残念、別のスーパーでまた同じ体験をしてしまいました。

 ステーキ肉に200gのラベルが張ってあるのに実際は168g。これはひどい。岡山市のホームページを見ると量目不足の許容範囲は2%以内です。ちなみにこのステーキ肉、賞味期限の関係で半額セールの商品だったのです。だからといってクレームを付けない理由はないのですが、やはり毎日買い物をしているスーパーには言えません。たぶん不注意でそうなるのでしょう。言うべきか、言わざるべきか? 迷います。

本誌:2017年9.11号 13ページ

PAGETOP