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Rio2016

 リオ・オリンピックは日本人選手団が大活躍し、私もついライブ中継に付き合ってしまい連日昼夜逆転生活です。オリンピックが始まる前は、会場建設や都市インフラの整備が間に合わないのではないかとやきもきさせられましたが、今や大変な盛り上がりです。このままテロなどなく無事に東京に引き継いでもらいたいものです。

 リオ大会をテレビ観戦していて気づいたことがいくつかありますので思いつくままに列記してみます。

 1.いままでの日本人選手はおおむね古来からの大和顔をしていたものですが、柔道のベイカー茉秋、陸上短距離のケンブリッジ飛鳥をはじめ、ラグビーなどガタイのよさがものをいう種目でもハーフや外国生まれの選手が大活躍。彼らは身体能力が高いだけでなくルックスも抜群で、今後ますます存在感を増すでしょう。

 2.オリンピックのような国際的な競技大会ではナショナリズムの気分がいやでも高揚し、どの選手も“国を背負う”覚悟で出場していますが、応援する側としてはあまり国籍や人種に拘泥しないで、選手それぞれ個々の技や能力こそ褒め称えるべきと思います。金メダル級の選手が掃いて捨てるほどいる中国の卓球界では中国代表になれないと判断した選手はシンガポールやドイツに移住して出場していますが、選手にしてみれば当然の話で、国籍を問わず技能を競ってもらいたいものです。

 3.銅メダル。柔道で銅メダル“しか”とれなかった選手は判で押したようにカメラの前で悔し涙を流しながらお決まりの“東京ではもっといい色のメダルを取る”と発言していました。選手たちの素直な気持ちに違いないでしょうが、実力通りの結果を素直に喜んでいいと思います。第一“銅などメダルのうちに入らない”という態度はほかの種目の銅メダリスト達に失礼。

 4.卓球とバドミントン。以前この2種目は中国の独壇場の観があり日本人がメダルを取るのはほとんど不可能と思われていたのが、今回は男女ともメダルが取れました。福原愛ちゃんがいつのまにか大ベテランになってチームを引っ張りメダルを取りました。勝利の瞬間、ベテランの愛ちゃんが涙でくしゃくしゃなのに15歳の選手はさばさばしていました。若いって素晴らしい。体操の白井もまだ19歳。東京2020がますます楽しみです。

本誌:2016年8.29号 15ページ

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