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ジャーナル源吉兆庵農園

マスカットを初収穫 菓子用果実安定確保へ

  • 1粒ずつ収穫する河藤専務

 源吉兆庵グループの農業生産法人㈱源吉兆庵農園(岡山市北区幸町7-28、岡田拓士社長、資本金2500万円)は、7月30日、昨年春に整備した温室でマスカット・オブ・アレキサンドリアを初収穫した。看板商品の「陸乃宝珠」に加工し、自社農場産として限定販売した。

 同グループは、生産者の高齢化やより栽培しやすいシャインマスカットなどへの転作が進んでいることから、将来的な安定確保を懸念。岡山市南区東畦934に約1億2000万円かけ4200㎡のビニールハウスを整備し、約400本の苗の栽培を開始していた。

 今秋にもボイラーなど加温設備を導入し、生産を本格化。年間使用量400万粒のうち、同15万粒を約1㎞東の藤田工場で加工する計画。

 初収穫に参加した㈱源吉兆庵(同市)の河藤誠紀専務は「継続的な成長を目指した新たな取り組みの第1歩」と話していた。今後農園の規模を拡大していく計画。自社栽培のほかにも、愛媛県南予地方の自治体、農協と連携協定を締結し、加工場の開設を計画しているなど、農業の経営安定化支援を通じた後継者の就農促進への取り組みも進めている。

本誌:2015年8.24号 8ページ

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