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連載記事人材育成のタネ 16

企業教育研修の必要性

  • 竹本幸史氏

 ヒト・モノ・カネという3つの経営資源の中で、他社と差別化できる経営資源は「ヒト」です。会社の維持、発展のためには、従業員が時代の変化を先取りし、その変化に対応できる柔軟な思考と実践力を持った人材となるよう育成しなければなりません。そのためには、企業教育研修が重要になってきます。

 社会的見地からも企業教育研修の必要性は高まっています。人間は生きている限り、成長することが求められます。そういう点からすれば、家庭教育、学校教育、社会教育などに比べると企業教育研修は、期間の長さと主体の明確さの点で大きなウエートを占めています。また、単に職業能力向上だけでなく、社会人として、人間として良識を持った人間形成も担っているのです。そして、高い教育効果を創出するには「きちんとしたプロセス」を踏まえた企業教育研修企画を設計することが不可欠です。

 既存の教育研修プログラムを実施しても、自社の課題解決にはなかなかつながりません。私が実施している人材育成では、企業教育研修策定前に経営者や研修対象者などへの面談(カウンセリング)、アンケート実施を必須としています。そこで見つかった問題点を踏まえて研修内容を策定します。こういったプロセスを踏まえて企業教育研修を策定しなければ、「問題の本質」にたどり着くプログラムになりえないのです。

●竹本幸史● 元㈱リクルート岡山支社長。現在は人材育成を主としたコンサルティング業務の㈱SWITCH WORKSを立ち上げ奔走中。くらしき作陽大の非常勤講師も務める。またリーダー養成スクール「法人会員制・定額制ビジネススクール」を開講中。

本誌:2015年4.6号 13ページ

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