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ジャーナルチロロネット

第2データセンターが稼働 地下水で室温湿度を管理

  • 省エネと安全面が特徴の新データセンター

 レンタルサーバーの㈱チロロネット(倉敷市福井152-7、安藤究真社長、資本金1000万円)は2月5日、倉敷第2データセンターを稼働した。

 自然災害などによる事業継続の観点から地方のデータセンターのバックアップ需要増加を受けて建設。742㎡の敷地に鉄筋2階(延べ578㎡)の規模。2階に48サーバーラック(約2000台収容)を設置可能なサーバー室と監視室、宿直室などを整備。ネットワーク管理者など5人で24時間365日の管理・サポート体制を構築する。所在地は非公表。

 サーバー室の気温、湿度を一定に保つために、(独)産業技術総合研究所(茨城県)と共同研究した外気と地下水(水温18度)を組み合わせた冷却方式を採用。データセンターでは国内初の取り組みで、1階で吸気した外気を地下水が通る冷水コイルで冷却してサーバー室に送る。エアコンなど空調機器での冷却と比べ約30%消費電力を削減できるという。

 安全面では、災害時に備え震度7に対応した耐震構造や、6日分の電力を補える自家発電設備を導入。3回線業者から4回線を引き込むことで回線障害や回線負荷対策にも配慮した。総工費は約4億円。

 同社の売上高は1億8400万円(2014・9期)。安藤社長は「自然災害の少ない岡山の地の利とセンターの安全性を生かしたサービス展開で契約増に努め、3年後の年間売上高3億円を目指したい」としている。

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