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ジャーナルクロスカンパニー

岡山に新ブランド「KOE」開店 2020年度国内外300店体制へ

  • 男女、子ども向けなど幅広いラインアップ

 アパレルメーカーの㈱クロスカンパニー(岡山市北区幸町、石川康晴社長、資本金1億円)は、9月26日、岡山市北区中仙道1-4-7に世界展開を目指す新ブランド「KOE(コエ)」の1号店をオープンした。

 ファミリー向けブランドで、男女、子ども用などを幅広くラインアップ。「手が届きやすくコーディネートしやすいモード」として、最新の流行を取り入れた商品と定番ファッションを揃えた。

 岡山店は、県卸センター北側に立地し2039㎡の敷地に鉄骨平屋(633㎡)の規模。女性用50%、男性用30%、子ども用15%、スポーツ・インナー5%の比率で約900商品1万7000点を販売。世界の服作りにまつわる伝統工芸と連携し新しいアイテムとして発信するコーナーも設置。第1弾として㈱バイストン(倉敷市)の「倉敷帆布」とのコラボ商品を販売する。

 また、富士通㈱(東京都)と共同構築した商品管理システムを初導入。無線ICチップを埋め込んだ商品タグを付けることで、セキュリティ対策の強化や棚卸など店内業務の大幅な効率化が見込め、接客業務に集中することで顧客満足度の向上を図る。

 営業時間は午前11時~午後8時。駐車場は57台。客単価9000円を想定し年間売上高5億2000万円を見込む。

 10月中に高松市と新潟市に同規模店をオープンする計画で、2020年度の国内200店、海外100店、売上高1000億円体制を目指す。



欧米3強がライバル

 石川康晴社長に新ブランド戦略について聞いた。

◆「KOE」の特徴。

 モードのデザインをすべてのアイテムに取り入れ、着やすいがモード系のおしゃれを楽しめる商品構成とした。「顧客管理50年」を目指し3~50歳過ぎまで幅広い世代に提案する。「ZARA」「H&M」「GAP」の欧米3強がライバル。日本ならではのきめ細かな接客、品質、生産体制で差別化を図り、国際競争に参加したい。

◆1号店を岡山に選んだのは。

 銀座や渋谷への出店がアパレル業界のセオリーだが、創業の地岡山への恩返しとの思いで決めた。問屋町地区は、カフェや雑貨店が立ち並ぶ高感度エリアでマンションも多いことから、ファミリーブランド立ち上げ地に選んだ。

◆目標は。

 岡山、香川でブランドを育て、3年以内に東京都内に国内旗艦店、5年以内に海外旗艦店の出店を計画している。ブランドコンセプトである「わたしの、声を聞こう。」にあるように、自分の内なる声だけでなく地球上すべての声に耳を傾け、社会的課題に向き合うブランドとして、リアルレザー、ファーを使わないなど国際社会が向かっているものづくりを推進する。岡山発の世界ブランドとして羽ばたきたい。

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