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ジャーナル日本銀行岡山支店

「緩やかに回復」続く 農機具などで下方修正

 日本銀行岡山支店(屋敷利紀支店長)はこのほど、8月を中心にした岡山県金融経済動向を発表した。個人消費は消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減も和らぎつつあるなど基調的には底堅く推移。設備投資も持ち直していることから、県内景気は「緩やかな回復を続けている」とし、前月からの判断を据え置いた。

 主要製造業の生産動向では、自動車、鉄鋼は高操業を続けている。石油精製は、大規模定期修理が終了し生産水準は上昇していることから上方修正した。農機具は、駆け込み需要で減少した在庫の積み増しが適正水準まで回復。生産は弱めの動きとなっているとし、下方修正した。石油化学でも、エチレンなどの基礎製品は好調に推移しているが、加工製品の一部で生産水準が低下しており下方修正した。

 百貨店およびスーパーの売上高は、悪天候などにより客数は減少したが、気温が低めで推移したことから秋物衣料などが好調で持ち直している。家電販売は、反動減から持ち直す動きは見られるものの、エアコンの売り上げが伸びなかったため弱めの動き。乗用車販売は反動減が続いている。

 同支店は「個人消費や設備投資は好調だが、今後はさまざまなリスク要因が考えられる。動向を注視したい」としている。

本誌:2014年10.13号 13ページ

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