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女性の振る舞い

いつもマナーコラムをご覧いただきまして、ありがとうございます。いつも貴方様を指摘ばかりしておりますのに、熱心にご自身の対応についてお考えいただき、光栄に存じます。
さて、貴方様の言動については、常に周囲の皆さまから注目を受けておりますことはご承知のことと存じます。では、貴方様のおそばにいらっしゃいます、貴方様にとりましての大切な女性はいかがでいらっしゃいますか。
貴方様同様、周囲の方々の注目を浴びていらっしゃいます。もしや、貴方様以上に注目を受けていらっしゃるのでは。素敵な紳士は、“女性の振る舞い”に関しても博識でいらっしゃるべきです。

①ティーカップの美しい持ち方

特に女性は、ティーカップの取手の穴に指を入れないようにします。握りこぶしのようににぎりこんでいるイメージを与えないように、取手の下の部分を薬指で支え、指を伸ばしたまま持ちます。慣れると簡単のもちあげることができます。持ちあげることができないのは、手首が上に上がっている恐れがあります。
お料理が終了した後のティータイムは、お食事を一緒にしているお相手も美味しいお食事に気を取られることなく、女性のしぐさに注目が集まる確率が高くなります。また、応接間に通された時のティータイムも同様です。カップの美しい持ち方はしっかりマスターしておきたいものです。

②コーヒー・紅茶を美しく飲むしぐさ

食事のしぐさと同様、姿勢を崩さずいただきます。そのためには、器の中の飲み物を吸うように飲むことを避けましょう。カップの方を斜めに倒し、飲み物を流し込みます。目線も食事のしぐさ時と同様、気を付けましょう。

お相手の方を見ながら飲まず、目線は下に。会話をする時にお相手の目を見ることは大切なことですが、飲みながらお相手とあわせるのは、お相手に「勘違い」をさせがちなジェスチャーであり、その気のない男性に勘違いをさせてしまうのは「はしたない」印象を与えかねません。(男性も同様に気を付けていただきたいしぐさの一つです。)

③女性の食事中のトイレマナー

食事中に女性がトイレに行く場合(席を立つ場合)は、男性は席から立ち上がり、お見送りを行い、女性が席に戻る場合は、席から立ち上がり迎える。のが外国でのお話しではありますが紳士のマナー。との考え方もあるほどです。

食事中にはトイレに立ち上がることはしないようにする方がスマートです。トイレに平気で行くのはマナー違反と心得ておきましょう。大切な会食の日は、お食事の前の水分補給の時間に気を付け、ご自身の身体のリズムをしっかり理解しておくことも、特に女性はマナーの一つと言えます。

④スープを飲むときのスプーンの美しい扱い

スプーンのお腹の部分についているスープの滴が垂れてしまわないように、スプーンをお口に運びながら、お口もスプーンの方に近づけるしぐさ。大変みっともないしぐさです。
姿勢を正したままスプーンの方を、お口に運びます。お口の方を動かす必要はありません。
お口に運ぶまでにスプーンのお腹の部分についたスープが垂れないためには、ご一緒にお食事をしている人にわからないようにスプーンのお腹の部分をお皿に充てるように滴を切ってスプーンをお口に運ぶコツも覚えておきましょう。

今までコラムを通じてご紹介してきました、「上から目線」の言い方や態度にならない、数々のコツを活かして、女性が嬉しくなる素敵なアドバイスをなさってみてはいかがでしょうか。お相手がお小言と受け止めるか、素敵なアドバイスに喜んで下さるか、貴方様の腕にかかっております。
ご健闘をお祈り致しております。

河村まどか
礼儀作法教室ドルチェ・フィニッシングスクールを主宰。岡山、山口に教室を持つほか、企業研修など全国で出張レッスンを開催。ホームページはhttp://dolce-fs.net メールアドレスはinfo@dolce-fs.net

本誌:2014年5.26号 19ページ

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