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データ岡山県下7月度 主要量販店の販売実績

6月にバーゲン前倒しの影響で軒並み苦戦 ビアガーデンやUV対策商品は好調

 [概況] 百貨店・専門店街では、6月末のバーゲン開始となった影響で軒並み前年実績を割り込んだ。好調だった夏物衣料の勢いは7月になり失速。日曜日が前年に比べ1日少ない曜日配列だったことも加わり、2ケタ減と大きく実績を落とした施設もあった。

 衣料以外でも、エアコンや扇風機、涼感素材の寝具などが苦戦。一方で、かさや帽子などのUV対策関連商品や土用の丑のウナギなどがよく売れた。百貨店屋上でのビアガーデンも盛り上がり、天満屋岡山店では1.5倍の売り上げとなり、各店2ケタ増で推移した。店舗別の売上実績は次の通り(%は原則前年対比)。

宝飾など高額品は好調

 百貨店 岡山高島屋(岡山市)は若干切った。バーゲン立ち上げ後の日曜日が6月にずれ込んだ影響で、紳士・婦人衣料とも前年を下回った。一方でかさ、帽子などUV対策商品が伸びた。美術・宝飾品など高額品の動きは引き続き好調。春に改装オープンした生鮮売り場で実績を伸ばし、食品は1%増。中元は前年並み。ビアガーデンは2ケタ増。8月は105%を目指す。

 天満屋岡山店(岡山市)は水面下。バーゲンが6月スタートとなった影響で衣料が低調だった。インポートブティックが2ケタ増とけん引し身の回り品は3%増。アクセサリー30%増、輸入時計50%増と高額品の動きが良かった。

 UV対策の帽子、かさは伸長。夏場家庭での調理を避ける揚げ物などの総菜が20%増。ビアガーデンも50%増で、盛夏商材が盛り上がっている。中元は客単価が上がり1%増。8月は102%を目指す。

 天満屋倉敷店(倉敷市)は水面下。紳士・婦人衣料を中心にファッション関連が苦戦した。来店客数は増えておりリビング、食品は前年を上回った。8月は96%の目標。

 天満屋津山店(津山市)は前年を上回った。衣料、食品ともに前年を上回ったものの、家庭用品が苦戦している。8月の予算は94%を目指す。

ヨーカ堂岡山店は1%増

 量販店 イトーヨーカ堂岡山店(岡山市)は1%増。衣料が4%増。婦人、紳士は夏物の動きが鈍いが、こどもは9%増。水着、浴衣のほかランドセルが好調。住居関連は水面下。ポケモンのゲームソフトがヒットした前年の反動減に加え、寝具が低調だった。

 食品は3%増。鮮魚が2ケタ増。刺し身が30%増だった。桃が好調な青果は前年を上回った。精肉は2%増。鶏・豚肉が伸び、牛肉の落ち込みをカバーした。一般食品は、酒類が落ち込んだ。8月は102%を目指す。

 天満屋ストア(岡山市)は水面下。 住居関連は2ケタ近い落ち込み。6月まで好調だった殺虫剤や制汗剤などの日用品が大きく失速した。寝具や扇風機などの季節商品も苦戦。衣料は5%減。全般的に苦戦したが、紳士のビジネス関連は堅調だった。

 食品は5%減。生鮮3品が揃って前年を割り込んだ。青果は桃の出荷量が激減し苦戦。野菜も相場高で動きが鈍かった。精肉は鶏・豚肉が振るわず。鮮魚は貝類などが前年を割り込んだ。個店では、昨年11月に改装した岡南店が4%増、鴨方店も改装効果で1%増。固定客が増えた円山店が5%増。8月の目標は101%。

 イズミヤ津高店(岡山市)は水面下。衣料は2ケタ減。婦人、紳士など全般的に苦戦。水着、浴衣の季節商品も低調。旅行用バッグは好調だった。住居関連も2ケタ減。寝具が低調で、家電はエアコンが振るわなかった。食品はほぼ前年並み。ウナギが好調で鮮魚は前年を上回った。青果は桃がいまひとつ。近隣農家とタイアップした地元野菜は2ケタ増。8月は101%を目指す。

 ゆめタウン倉敷(倉敷市)はやや下回った。衣料は6月に夏物が動いた反動で全般的に苦戦。住居関連は若干切った。小物家電など全般的に割り込む中で、涼感素材の敷きパットは良かった。食品は2%増。青果は野菜が2ケタ増で、果物は桃、スイカが伸びた。8月は前年クリアを目指す。

 イトーヨーカ堂食品館倉敷店(倉敷市)は1%増。ウナギが好調だった鮮魚が6%増。総菜もウナギ関連が動き3%増。青果は横ばい。昨年実施した北海道物産展がなかったが、中元が20%増と伸びカバーした。8月の目標は前年並み。

岡山一番街が2ケタ減

 専門店 岡山一番街(岡山市)は2ケタ減。バーゲンの影響で衣料が2ケタ減だったほか、下旬までカフェが閉店していたことも影響した。8月は前年並みの目標。

 さんすて岡山(岡山市)は南館が2%減、北館はほぼ横ばい。南館は土産が5%程度ダウン。昨年オープンした総菜のテイクアウトゾーンで2店が退店した。北館は一番街の書店が撤退し、書店・三省堂が20%増。書店の集客効果で、隣の無印良品も6%増だった。衣料は2ケタ近い落ち込み。8月は南館、北館ともに105%を目指す。

 アリオ倉敷(倉敷市)は水面下。総菜、菓子の食物販で退店した店舗があり低調。衣料、サービスでは固定客が増え前年を上回った。8月の目標は100%。

 三井アウトレットパーク倉敷(倉敷市)は水面下。バーゲンがほかの商業施設と重なったことで買い物客が分散し衣料中心に苦戦した。バッグや時計などの雑貨は好調だった。8月は前年並みを目指す。

本誌:2013年8.26号 22ページ

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