WEB VISION OKAYAMA

連載記事

[経営] 経営計画と目標管理

Q:従来から目標管理制度を導入しています。新年度から見直す上で何か注意すべき点がありますか?

目標管理制度の活用を!

A:1目標管理とは:全社目標達成のために、経営計画に連動した個人目標を社員の自主管理により達成させる管理手法で、経営計画達成に重要です。
「全社目標→部門目標→個人目標」の順に目標を細分化し、個人目標と達成手段を自主的に設定します。

2.目標管理導入の5つのメリット:①社員の意欲増進、②能力開発、③管理者の活性化、④経営計画の行動化と全社一丸化、⑤成果型人事考課制度実現等。

1.目標管理の進め方:

①PDSサイクルに沿って進めます。
(目標設定時の留意点)新年度が始まる前に、目
標管理シ-トを使って面接を済ませます。「経営計画書に沿う個人目標」を自主設定する事が重要です。管理者は「部下目標」と「全社目標」との調整役。
(目標実施時の留意点)管理者は月1回程度、途中面接を行い、途中結果から改善指示を出します。
(目標達成度評価時の留意点)評価時期は年2回の
賞与支給前とし、部下に自己評価させ面接で評価の妥当性を話し合い、必要な修正をさせます。

②目標管理シ-トの活用について。
シートの項目は、「目標・達成水準・達成方法・ウェイト・期日・自己評価・上司評価」からなります。
チェックポイントは、「目標」は「経営計画との連動性、部門目標との連動性、担当職務の中から設定されており重要度が高いか、目標は改善・改革的な内容を含むか、能力開発目標は担当職務関連性ありか、適度な難易度か、4~5項目に絞る、表現が分かり易い、部門業績につながるか」など、「達成水準・達成方法」は「具体性、達成水準の明確性」などです。
4.目標管理がうまくいかない主な原因:①運用方法が全社員に浸透していない。②ノルマ管理となり社員の自主管理ができていない。③進捗管理のPDSサイクルができていない。④緊急ではないが重要な項目(能力開発、価値観共有、マ-ケティング活動等)が含まれず、やる気を引き出せない。⑤目標水準が高すぎる、⑥計測できない目標が多いなどが原因です。目標管理をうまく活用しましょう。

税理士法人石井会計代表
石井栄一氏
岡山市南区新保1107-2
TEL086-201-1211

本誌:2011年2.7号 21ページ

PAGETOP