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ジャーナル孔雀マット工業

期限付き墓建立システムを開発  継承者のいない人向け 終了後は合祀墓へ

  • ワンダフルライフシステムの墓

 石材、竹製カーペットなどの輸入販売を手掛ける孔雀マット工業㈱(倉敷市西阿知町668、藤原巧社長、資本金4000万円)は、期限付き墓建立システム「ワンダフルライフシステム」を開発し、受け皿となる岡山花園霊苑(同市二子1974-9、㈲ハナゾノ管理運営)と提携し販売を本格化させた。今後霊園や石材加工業者など提携先を増やし、全国展開を進めたい考え。

 期限は原則20年だが、33回忌、50回忌に合わせ自由に設定でき、永代供養も可。期限後は原則合祀墓に入れ、墓を継承する人がいなくなった後の問題は解消される。具体的な価格は案件ごとに異なるが、花園霊苑では土地利用料、墓建立費、永代管理料、将来の撤去、合祀費用などの合計で60万円から提供する。

 子どもがいない、離婚など家庭事情や先祖供養に対する意識の変化などを反映し、全国的に建墓数が減少傾向。納骨堂や合祀墓に入れるほか、「家庭内で遺骨を保管する例も増えている」(同社)中で、正式な墓は建立できないが共同での納骨には満足できず生きた証を残したいというすき間需要の発掘を狙った。

 藤原社長は「多様化するニーズに対応するとともに墓参りの意義を訴え、墓離れという由々しき風潮に何とか歯止めをかけたい」としている。

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