WEB VISION OKAYAMA

連載記事

[オフィス]高額品こそネット販売で

Q 営業戦略上のホームページ(HP)の活用でHPと相性の良い業種はありますか。

 一般消費者相手は意外に非効率

A ホームページ(HP)と相性の良い業種やサービスは存在します。難しいのは実はネットショップです。メーカーが商品を直販するHPを開設したり、問屋がHPを新しく作成し直販を始める、商店が新たな販路を求めてHPを作るというのはよくある話です。世界中にというのは大袈裟ですが、日本全国に販売できるのは間違いありません。

 しかし、全国に販売できるということは、全国の同業者がライバルになるということです。今までは同じ地域の同業者だけを見ていればよかったのが、もっとずっと手ごわい業者がライバルになるということです。よく高校野球に例えるのですが、「ネット通販は甲子園と同じ」ということが言えると思います。強豪ぞろいで非常に競争が厳しいという意味です。メーカー直販や問屋の直販はよく似たところがありますが、残念ながらどちらもうまくいっている例は少ないのが現状です。

 小売店などのプロを相手にしていて、発注ロットや納期、支払いなど、あまり意識する必要がなかったのが、消費者を相手にすると、1回の注文の金額が少ない割りに、お届け時間など細かい要求をされるので対応できないのです。そして、手間をかけたほど売り上げはあがらない。

 では、どういう業者や商品がいいのでしょうか。一つ例をあげると高額な商品やサービスがあります。あまりHP向きと思えないかもしれませんが、実はこういうモノこそ需要があるのです。建設業を例にとると、岡山では中小の建設業で積極的にHPを活用している会社はまだ少ないです。先日京都で工務店を経営している人に聞いた話ですが、彼は営業マンが0人で、HP経由のみの営業で年間売上高3億円と言うのです。チラシなど他の営業は一切していません。建設業は販売しているサービスの単価が高いため、売り上げがあがりやすいのです。しかも、インターネットで情報を探している人は確実に存在していることがわかっている業種ですから。

 確実に需要があるところで、反応が取れるHPを作り、電話や訪問でフォローし成約する。コレがHPで早く成果を出すコツです。


高収益ホームページ研究会代表
斎藤元有輝氏
倉敷市児島駅前1-22-3
TEL086-474-2700

本誌:2010年5.31号 26ページ

PAGETOP