WEB VISION OKAYAMA

ジャーナル備前みどりのまほろば協議会など

県下でCO2排出量取引証書発行 地域の環境意識アップへ

  • カーボンオフセット証書「ホワイト」証書

 備前みどりのまほろば協議会(備前市東片上126備前市役所環境課内)は10月から、(財)岡山県環境保全事業団(岡山市南区内尾665-1)とともに、県内初のカーボンオフセット証書「ホワイト証書」の発行を開始した。

 カーボンオフセットとは、日常生活などで避けることのできない温室効果ガスについて、排出量削減努力の結果、排出される量に見合うガス削減活動に投資することで埋め合わせる考え方で、世界的に広がりつつある。同協議会などの取り組みは、家庭などで削減した二酸化炭素(CO2)を企業・団体に「価値」として買い取ってもらうもので、京都議定書で定められた京都クレジットには算入されないが、イメージアップ効果が期待できる。

 同協議会と同事業団が認証し、自然エネルギー発電・発熱、省エネに関するコンサルタントなどを手掛ける備前グリーンエネルギー(株)(備前GE、備前市吉永町吉永中885)が証書を発行する。第1弾として事業団が実施した「省エネサマーチャレンジコンテスト」で、県民が節電などで削減したCO2(4.5t)を、DOWA IPクリエイション(株)(岡山市)、新見ライオンズクラブ、Carbon to Forests(東京都)に、1t6500円で販売した。

 備前GEでは「企業価値を高める取り組みとして浸透させ、一般家庭への太陽光発電システム導入促進などにつなげたい」としている。今後、温室効果ガス削減に関する事業などに絡めホワイト証書を活用していく。問い合わせは同社(電話0869-84-9500)へ。

 備前みどりのまほろば協議会は、備前市が環境省の「環境と経済の好循環のまちモデル事業」のモデル地域に選ばれたのを受け、同市、市民団体などで構成。備前GEは、同協議会を主要株主とし平成17年12月設立した。

本誌:2009年11.23号 18ページ

PAGETOP