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ニューフェイス(株)クラレ倉敷事業所長 山下節生 氏

屋台骨担う誇りと責任痛感 社員教育への投資惜しまず

 「新しいものは、この事業所から生まれる。当社の屋台骨を担う拠点として、誇りと責任の重さを感じている」―。4月1日付で就任。開発畑を歩み、技術センター長として指導に当たった経験から「経営には人、モノ、金、情報が必要と言うが、1番大事なのは人」と言い切る。さらに、「教育は将来への投資で惜しむつもりは無い。知恵が付加価値を生み出す」とも。

 同事業所は研究開発拠点のほか、液晶テレビに用いられるポバールフィルムの一大生産拠点で、液晶商品の好調な需要に支えられフル稼働が続く。昨年、倉敷市内3カ所に点在していた開発拠点を玉島地区にほぼ集約し「安全管理の意識、基準が統一されたほか、部署を超えた連携が強まった」と効果を指摘する。一方、「環境の変化を柔軟に受け入れる対応力」が課題と言う。

 スローガンは「広げよう夢、進めよう未来」で、「自由かっ達に意見が言え、社員が一層働きがいを感じ、夢の持てる職場にしたい」。また、「地元に育てられた事業所であり、地域社会との共生は使命」と、子どもを対象にした「おもしろ科学館」のほか、入り口のモミの木を使ったクリスマスツリーのイルミネーションなど、地元に愛されるイベントを今後も続けていく方針。

 やました・せつお 福岡県出身。昭和50年九州大学工学部を卒業し入社。振り出しは現岡山事業所で、倉敷事業所勤務は計16年。前職は副事業所長。趣味は庭いじりとゴルフ。倉敷市内の自宅で妻と2人暮らし。子どもは2男。58歳。

本誌:2008年6.16号 15ページ

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