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人・往来岡山県産業振興財団情報支援グループ長 深井康光氏

中小企業の情報化を支援 情報生かす人材育成強化

  • 深井康光氏

 「インターネット時代を迎え、全国的にも先駆的な取り組みで注目される企業が多数生まれたのは、県を挙げて情報化の基盤づくりを進めてきた成果」と話すのは、(財)岡山県産業振興財団経営支援部情報支援グループ長の深井康光氏。中小企業の情報化支援への功績で、岡山日日新聞賞(情報文化部門)を受賞した。

 企業の情報化を推進する国の旗振りの下、昭和56年に前身の(財)県中小企業研修情報センターが設立されて以降、大きなハードルを2度経験したという。1度目は設立当初。「コンピューターは“魔法の道具”のように思われており、導入したものの使いこなせず放ったらかしになる企業も多かった」。そして2度目はIネット時代の到来で、「いずれも導入目的などを明確にせず、導入しさえすればもうけになると飛びついた結果。ただ、ネットは多大な投資は必要なく、やり直しもしやすく救われた」と振り返る。

 その上で「情報化とはパソコンやIネットではなく、あくまでも人」と言い、今後は情報を有効に活用するための人材育成に支援の軸足を移す方針。また、携帯電話を使ったビジネスが“3度目の間違い”につながりかねないと指摘し、「道具に踊らされず、使い方をきちんと見極めてほしい」と警鐘を鳴らす。

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